エネテラスvol.4 参加報告

エネテラス vol.4「動き方をアップデートする」に参加してきました。

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エネテラスとは?

某社会インフラ企業の若手社員が中心となって開催するトークイベント。

非オフィシャル(会社業務ではない)だが、今のところ一般には非公開(グループ企業内でも一部メンバーにだけお誘いがある)

 

私は今回が初参加でしたが、主催者の1人に「このイベントのことを外で話していいか?」と確認してOKをもらい、こうしてブログに書きました。

これを読んで興味を持った方がいたらぜひご連絡ください。

 

内容

入社10年目〜くらいの中堅社員の経験談

修羅場の乗り越え方

求められるのはスピードとわかりやすさ。資料の体裁は仕事の本質ではない。

あえて「怒られる」ことでコミュニケーションを取る。

 

「修羅場」とは。どんな無理難題な状況でもやり切らなければならない場

 

時間がない中でいかにやりたいことをやるか(スキマ時間の使い方)

手帳に、やりたいことをやった時間を記録する。(1H=1.0、6分=0.1)

過去3年間の記録を公開。週平均でも7〜10時間程度はやりたいことができている。
ちょっとした空き時間でも積み重ねると結構大きい。

出張はボーナスタイム。移動中に2時間くらいまとまった時間が取れる。

 

人事異動後、新しい環境での動き方

最初は自分のやりたいことをやらせてもらえない。
まずは雑用であっても嫌がらずにやり、日々の仕事からジャブを打つ。

部署の中で面倒くさい仕事・誰もやりたがらない仕事があったら手を挙げる。
特に上司・役員・他部署と調整するような案件は自分を売り込む絶好の機会。

 

スネ夫のような「したたかさ」「ずる賢さ」を持つこと。

 

質疑応答

  • 他社への出向で感じた、自社との違いは?
    →自分の仕事を自分で考えて進められる(無駄な調整が少ない)
    →スピード感がある(決裁までのハンコの数が少ない)
    →社員個人個人の能力にはそれほど差はない。
  • クリエイティブな仕事をしたいが、どうすればよいか?
    →自分がテンションあがるものを見つける。
    →結局は自己満足。それが世のためになればOK。
  • 自分から率先して動くためには何が必要?
    →根拠のない自信と妄想力。
    →「俺だったらできる」という勘違いは大事。
    →○年後にこうなっていたい・こうしたい、という妄想に向かって進む。

所感

  • 修羅場の話は過去の記憶が蘇ってきて、胃が痛くなった。
    修羅場になると本当に重要なことにしか力を注げなくなるので、結果的にアジャイルにならざるを得ない。1日1スプリントみたいな感じ。
  • あえて「怒られる」のは自分を下げて相手を優位に立たせてあげることでコミュニケーションを取りやすくなるけど、やりすぎると自分が壊れるので要注意。
  • スキマ時間の使い方はとても参考になった。生まれつき頭が良い・悪いではなく、時間の作り方・勉強の仕方が上手いかどうかで差がつく。
  • 人事異動後の動き方は、転職先で最初にやることと同じ。
  • 楽しい仕事は偶然出会うもの・与えられるものではなく、自分で獲りにいくもの。
  • 優秀な人材が多数いるのに、使いこなせていない感。組織的な問題か?

と、いろんなことを考えさせられたイベントだった。

個人的には、グループ全体の中には(良い意味で)変人や熱い人がじつは結構いるんだということがわかり、そういう人たちと会社・部署の壁を超えて繋がることができたのが良かった。

本音を言うと、グループの中だけで閉じないでもっとオープンにやって欲しい。社内事情をどこまで話せるか、という点が難しくなるけど。