本記事は2019年9月の内容です。別のブログに投稿していましたが、そちらは全然更新していなかったので閉鎖します。
来週(3/11〜13)またStartup Weekend Okinawaが開催されるので、記憶を呼び戻す意味も兼ねつつ本ブログに転載します。
Startup Weekend Okinawa Vol.9 参加報告
9/20-22、台風17号が沖縄で猛威を振るう中、Startup Weekend Okinawa Vol.9 に参加してきました。
ずっと前から参加したかったけど日程が合わず、今回ようやく初参加。
感想を簡単にまとめると、このツイートの通りです。
Startup Weekend Okinawa Vol.9 熱い3日間が終わりました!
— いわむー@ヨガはいいぞ (@takusamar) 2019年9月23日
失敗や反省点が多々ありましたが、それこそが収穫です。安心して失敗できるのがSWの良いところ。次に繋がるものがたくさん得られた。なかなか上手く進められなくて不安でいっぱいだったけど、参加して本当に良かった。 pic.twitter.com/E0kae73o5h
ここでは、3日間をふりかえって
- Keep(上手くいったこと)
- Problem(失敗や反省点)
- Try(これから挑戦したいこと)
を書き留めておきたいと思います。
懇親会(1日目)
Keep
ビールを飲みながら参加者同士で交流。
顔見知りの人とも、初対面の人ともたくさん話ができた。
会話をした人たちとは結局別のチームになったけど、別のチームの様子を伺いに行くときに話しかけやすかった。
1分ピッチ(1日目)
Problem
いくつかの案があったけど1人1個しかピッチできないとのことで、一番実現性が高そうなものを選択。これが間違い。
あまり具体的な案を出してしまうと、他の参加者からの賛同を得にくい。
ピッチではふんわりした夢を語る方が多くの賛同を得られるようだ。
Try
ピッチをやるなら大風呂敷を広げるべき。たくさんの人の想いを包み込めるように。
チーム作り(1日目)
Keep
オッさんばかりでは面白くないので、女性や若者がいるチームに入りたいと思っていた。
チームメンバ9名の構成は20代(男2・女2)、30代(男2・女1)、40代(男2)と非常にバランスの良い感じ。
なお自分が最年長だったことは終了後に気づいた…(汗)
Problem
チームの集合写真を撮った程度で1日目は解散してしまった。
2日目に自己紹介で時間をとられてしまった。
Try
その夜のうちにメンバ同士の相互理解(経歴や得意なこと、どういう理由で参加したか)をしっかりやっておくべき。
タメ口で話せるくらいに仲良くなること。
アイデア出し・コーチング(2日目の朝~夕方)
Problem
「No Talk, All Action」とは程遠く、ずっと話し込んでしまい行動開始できなかった。
アイデアはたくさん出るものの、1つに絞り込めない。
具体的なサービス案が固まらない状態では、コーチングを受けても有効なアドバイスがもらえない。
Keep
積極的に発言するメンバが数名いたので、自分は書記役を担当。
ホワイトボードを用意して、皆の発言を付箋に書いていった。
ファシリテータから「まずはチームのミッション(存在理由)を明確にしよう」とアドバイスをもらい、「地域を幸せにする観光」という言葉を産み出した。
2日目の夕方になって、ようやく道が見えた。
Try
あれこれアイデアを出す前に、チームのミッション(存在理由)を決める。
議論が迷走した時に戻る場所をしっかりと定めておく。
あまり時間をかけず、何か1つ決めて行動すべき。
2日目の昼までには市場調査をしたりモックの作成をして、その成果物を元にコーチングを受けたい。
サービスの決定(2日目の夜)
Keep
いろいろ出ていたアイデアの中から1個を選び、6up sketches(6コマ漫画)を描いた。
旅人目線と地域目線の2枚を描き、チームメンバの認識を合わせることができた。
2日目の夜になってようやく行動開始。
Try
プロトペルソナや6up Sketchなど、手を動かして絵を描くべし。
「描いたものは残るが、妄想は消えてしまう」
モック作成(2日目の夜~3日目の昼)
Keep
ユーザー登録、案件紹介をLINE BOTでやることにして、UIを作成した。
Webサイトで入力するのではなく、友達感覚なゆるい会話のやりとりでサービスを使えると面白い。
LINE BOTを作って初めて気づいた。
作る前は見えてなかったものが、作ってみたら見えてくる。
Problem
今どきのイケてるWebサービス開発経験者がいなかったので、Webサイトやスマホアプリを作ることを断念した。
Try
モダンな実装スキルを身につけて、さくっと作れるようにしたい。
とりあえず作って動かしてみると、より具体的な方向性が見えてくる。
市場調査(3日目の朝~昼)
Keep
ユーザーのニーズが本当にあるかを探るため、県外にいる知り合いに聞き込み。
LINEやMessengerなどを使って意見を収集し、年齢や職業などの属性によってターゲットとなる層を絞り込み、強いニーズがあることが見えてきた。
Problem
地域コミュニティ側の意見を収集することができなかった。
各メンバが属するコミュニティの範囲では需要ありそう、というレベルにとどまった。
Try
自分の観測範囲を超えて、広く意見を求めたい。
そうでないと独りよがりのサービスになってしまう。
最終プレゼン(3日目の午後)
Keep
Googleスライドを使い、オンライン上でプレゼン資料を共同編集した。
チーム作業では非常に便利。
スマホでGoogleスライドを編集するメンバもいて、すごいと思った。
Problem
発表本番、参加者・ゲストが多数のため会場のWifiが不安定になった。
準備では上手く動いた動画もLINE BOTのデモも全く見せることができず、時間切れ。
Try
本番はどんなトラブルが発生するか分からないので、オフラインでも見せられる・伝えられるように準備する。
回避策として、動画やデモ画面のキャプチャを取っておき、スライドで見せるなど。
審査発表(3日目の夕方)
なんとか3位(全7チーム)に入ることができたが、動画やアプリのデモを見せられたら2位になれたかも。。。
1位のチームは断トツで素晴らしかった。
パーティ&2次会、3次会…(3日目の夜)
Keep
参加者、ジャッジ、オーガナイザー、ゲスト、多くの方との交流を深めることができた。
これを楽しむために3日間頑張った。
「次はこれをやりたい」「こんな仕事があるけどやってみないか」など、次につながるお話もたくさんいただけた。
そして、今回の参加者で一番仲良くなったのは、なぜか別のチームの人でした。
懇親会で初めて会話した時から不思議と気が合って、別々のチームになったけど作業の合間に相談にのってもらったり、2次会・3次会もずっと話をしていたり。
「次は一緒のチームでやろうね」という約束をしてしまったので、これはまた次回も参加せざるを得ない。