スクラムフェス新潟2023参加してきた

2023年5月19日〜20日スクラムフェス新潟2023に現地参加してきました。

www.scrumfestniigata.org

 

朝ヨガ

昨年に引き続きDay2の朝にMorning Yogaをさせていただきました。

スライド資料:20230520_ScrumFestNiigata_iwamu - Speaker Deck

現地参加は10名くらい。オンライン視聴は何人くらいか分からなかったけどけっこう見てくれてたような気がします。ヨガの考え方や八支則を説明して、ラジオ体操をヨガ的に解釈して身体の様々な部位に意識を向けてみるやり方を紹介しました。
DiscordやTwitterでもヨガの話をしてくれる人がいたり、お昼休みに声をかけてもらい即興でチェアヨガをやったり。自分が好きでやってることをみんなが興味を持って反応してくれるのがとても嬉しかったです。

各セッションの感想

どれも素晴らしいセッションばかりで、まだちゃんと自分の中で消化できていないものも多いのですが、今の時点で書き残しておきたいものをいくつか。

 

新潟の日本酒について

日本酒・地酒販売サイト 新潟 都屋-みやこや-の2代目店主、坂上重成さん

日本酒は日本の自然や文化を守る活動。天領盃を若い人が継いだという話は聞いてましたが、まさかそういう経緯だったとは知りませんでした。

 

何も無いシステム開発体制を打開する為に取り入れたウォーターフォールスクラムの仮説と実践について

「問題を共有すれば解決する」まさにそれだーってなりました。
どうやって自分のやりたいことに人を巻き込んでいくかの経験談とても良かったです。

 

Networking Party

いろんな人といろんな話をしている中で「セルフブランディングが上手ですね」と言われたことが一番心に残りました。

自分ではセルフブランティングをしているつもりはなかったので、ちょっと意外なフィードバックでした。言われたことが嬉しいとか嫌だとかの感覚はなくてニュートラルに「そういうふうに見えてるんだ、面白いなー」という感想です。

たしかに、沖縄×ヨガというキャラは覚えてもらいやすいというのはあるし、そこは無意識のうちに上手く使っているかもしれない。今回のスクラムフェス新潟ではメンタルヘルスも一つの大きなテーマになっていて、対話や傾聴、非暴力コミュニケーション、マインドフルネスといった文脈の中でヨガも自然と好意的に興味を持ってもらえた気がします。

 

ミニーとガンディーに共通するのは「世界を優しく包み込む愛」

 

Daniel Maslyn - Reaching the “Big Picture” In Testing and Quality / テストと品質における「全体像(ビッグピクチャー)」への到達

全体と詳細を行ったり来たりしながら、自分達は今どこにいてどの範囲を見ているのかを意識する。因果ループ図のように個々の詳細が全体として見ると繋がりあっていることを把握する。また、ダブルループ思考で枠組みや前提そのものを俯瞰して見る目を養う。

全体像(Big Picture)を見るとはどういうことかを様々な例とともに伝えてもらいました。

 

人やチームの関係性について学び始めると待ち受けている罠 2023 -Saga of the psychology the evil-

「その人を見えなくすることは論理的⚫︎人」
「自分の感情を抑えるのは論理的自⚫︎」
「質問することは相手に回答を要求している」
「Why、なぜ、なんで:相手に対してとても強いプレッシャを与える(英語でも日本語でも)」
といった感じに、キレッキレの内容でぶった斬られる爽快感がたまらなかったです。

 

相互理解を目指す対話主体のコミュニケーションで心の負担を軽減し持続可能な組織変革を

人それぞれ違うんだからそういうものだよなーというのは理解はできてるけど、いざそれと向き合って日々の仕事をするとなると、そう簡単に実践できるものじゃないというのは共感しかないです。多くの人にアドバイスを受けてコミュニケーションを学んでいく実体験がとても良かったです。RSGTやスクフェスに参加するとこういう出会いや学びに溢れているというのに気づきました。

自分もマインドフルネスをちゃんと勉強してみたいと思いました。

 

不確実性に打ち勝つOKR戦略

発表者のいくおさんは新潟出身とのことでご両親が見学に来ていました。社会人の父兄参観はなんて親孝行なんだろう。
「Oを定めてKRはアップデートしていく。ただし闇雲に修正するのではなくちゃんと合理的に」というのを積極的に真似していきたいです。
KRの達成が不可能と思えるとき達成可能なレベルに下方修正するか、それともあえて不可能に挑むことでアドレナリンを出すか、非常に難しい判断だと感じました。自分はつい目標を下方修正しがちなので、自分のクセを理解した上であえて高めを意識してみるのも良さそう。

 

最後に

とても素敵なギャザリングの場をつくってくれたじゅんぺーさん、実行委員会の皆様、登壇者の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました!