DevOpsDays Tokyo 2024参加してきた

2024年4月16日〜17日のDevOpsDays Tokyo 2024に参加してきました。

www.devopsdaystokyo.org

 

スポンサーセッション

今回はITプレナーズさんのスポンサー枠で登壇してきました。

以下、このセッションがどのようにできたかをメモしておきます。

 

打ち合わせ

2月にITプレナーズさんと打ち合わせ。セッション内容についての依頼が

  • わなげチョコを2つ繋げた仮面を用意するので、それをかけて欲しい
  • 来場者が楽しくDevOpsのカルチャーに関する知識&ヒントを得られる内容
  • さりげない形でフェニックスプロジェクト無料体験会の案内を入れて欲しい

というものだったので、その場の思いつきで

  • 仮面をつけてDevOpsのポーズ、フェニックスのポーズをやる
  • おともだちのお悩み相談に回答する

というアイデアを出したら即採用。そのまま勢いでプロポーザルを書き上げました。

 

confengine.com

 

プロトタイプ版

打ち合わせの後、たまたま手元にあったハイエイトチョコでプロトタイプ版を作成。輪ゴムよりもメガネに貼り付ける方が装着しやすい、という検証ができました。

(なお、実際にはハイエイトチョコよりもわなげチョコ2個は重みがあるので、メガネ+輪ゴムが必要でした)

 

スライドの作成

大体の流れは打ち合わせ時に決まったので、DevOpsの導入時に寄せられる悩みをピックアップして、どのようにすればDevOpsの組織文化を伝えられるかを考えました。

生成AIに質問してみると教科書的な回答を得られますが、それではどうも腑に落ちない。そのモヤモヤを1ヶ月くらい発酵させて、最終的に辿り着いたのがスライドの中にも引用したサピエンス全史とAgile Impressionsでした。

 

amzn.asia

 

leanpub.com

 

本の内容を丁寧に説明したかったのですが、持ち時間が20分しかないので詳細は諦めて雑な引用だけになってしまいました。説明不足の点は深くお詫びします。気になる人はぜひ書籍を読んでいただけたら嬉しいです。

また、DevOpsDays Tokyoは日本開催ですが海外からの参加者も多いので、何の話をしているか少しでも伝わるようスライドに英語の説明も入れました。翻訳作業は生成AIに英訳してもらい、言い回しを自分で修正して、また生成AIに添削してもらう、という流れで行いました。

 

speakerdeck.com

 

衣装の準備

本番1週間前、仮面をつけるという点は決定していましたが、それ以外は何も考えていませんでした。この仮面だけでは明らかに違和感があるので、もっとDevOps大仮面というヒーローっぽい雰囲気が必要だと考えました。

その時に描いたイメージがこちらです。

ITプレナーズの方にこの絵を見せたところ非常に好い反応だったので、それっぽい衣装を調達して本番に備えました。

 

www.amazon.co.jp

 

本番

両手を自由にしておきたかったので、ピンマイクまたはマイクスタンドがあるかを確認したところ、用意するのは難しいとのことでした。

ですが、現地会場はそんなに広くないので地声で十分届く&オンラインはZoom配信なので、自分のPCからワイヤレスマイクでZoomに入れば音声が伝えられるので、それで行くことにしました。

配信関係はいつもの品川アジャイルの皆様なので、この辺りはとても安心です。いつもありがとうございます!

 

あとはとにかく参加者のみんなに楽しんでもらうことだけを意識して、20分間好きなようにやらせてもらいました。

 

また、スライドに英語の説明を入れたおかげで、登壇後に海外ゲストからも話しかけてもらえました。ひと手間かけてよかったです。

 

学び

衣装セットの白い手袋をつけているとタッチパッドが反応しない、ということを本番直前に気づきました。ギリギリで指先に穴を開けてなんとかなりました。

 

DevOpsDays History and my DevOps story

Patric Deboisさん、川口恭伸さんのキーノート、とても良い話でした(語彙力)

自分自身のDevOpsをふりかえって、開発も運用も経験して来たけどはたして両者を一体化できていたかというと自信はない。もっとできることがあったと思います。

まずは今の現場でチーム間の壁を越える動きをしていきたいです。

 

キーノートスピーカーのPatrikさんと。DevOpsポーズを一緒にやってもらいました♾️