RSGT2024ボランティアスタッフふりかえり

RSGT2024にボランティアスタッフとして参加してきました。過去のブログを見返したら今回で3回目でした。

 

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1回目は2階の受付、2回目は1階の受付、そして今回はまた2階の受付。3回目にもなると会場全体の様子や各スタッフの動きがだいたい把握できて、落ち着いて任務遂行できました。スプリントを繰り返して仕事の質が向上することを実感しています。

 

ちなみに歩数の実績は以下の通り。前回よりもさらに下がって大体6〜7,000歩台でした。無駄に動き回ることがなくなっています。(なお金曜はRSGT2024終了後に別件で移動した約4,000歩がグラフに含まれてます)

 

3日間たくさんのセッションがありましたが、部屋付き担当も含めて以下のセッションに参加しました。

Day1

【あなたにとって】全員正解クイズ〜相手の価値観を引き出す方法〜【スクラムとは?】

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セッションの途中、隣の人同士で「あなたにとってスクラムとは?」と質問をして「正解!」と言うミニワークがとても面白かったです。考えを否定しない・されない、ということを保証すると心理的安全性が高まりますね。

 

ブッダに学ぶ、いのちだいじにアジャイル推進するためのマインド

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タイトルに「ブッダ」とありますが、宗教の話ではなく認識論的な内容でとても興味深かったです。セッション後に数名で会話が盛り上がり、仏教や禅、ヨガなどをテーマに話し合う勉強会を立ち上げることになりました。

 

Learning from Mistakes

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英日通訳つきのセッションでしたが、オンライン配信機材のセッティングでバタついていて、内容を集中して聴くことができませんでした。後でゆっくり録画視聴しようと思います。

ライブで見ていて気づいたのは、海外からの登壇者はとてもアクティブに動き回ること。日本人は演台から動かずにパソコン画面を見ながら話す人が多いですが、Zuziは会場のひとりひとりに対して視線を送り語りかけている印象でした。

スタッフ的には撮影用のiPadの向きを調整するのが大変でした。来年はもうちょっと上手くやりたい。

 

RSGT+スクラムフェス タウンホールミーティング

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RSGT・スクラムフェスの会計状況、各スクラムフェスへの補助をどうするか、脱予算経営などお金の使い方に関する話し合いとなりました。参加者が自由に聴講できるオープンな場でこのような議論ができる透明性が素晴らしいです。

 

Day2

J.K、KAGに来たってよ〜社長がポケG⚪︎Lv50のとある会社のお話〜

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社長と社員の対談形式で、フラットな社風やエンジニアファーストな雰囲気が伝わってきました。RSGTはビジネスというよりコミュニティ要素が強めなイベントですが、スポンサーとして支援もしていただき、また自ら登壇していただける熱量がとても嬉しいです。

 

そうさ、探索適応型のチーム・組織を目指そう!

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目の前の改善を重ねているうちにいつか大きな断崖に直面してしまう、という話に「うっ」となりました。今できることをもっと上手にやれるようにするのは大事だけど、それだけじゃいつか詰んでしまう。「当たり前品質」に安住せず「魅力的品質」を求めて挑戦したいと感じました。

 

できるだけ大きなアウトカムが得られるように、シフトレフトとシフトライトの両面から製品開発に取り組んだお話

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DevOpsのライフサイクルでは独立したテストフェーズを設けるのではなく、全てのフェーズでテストをすることが大事。シフトレフトは計画段階で受入条件を明確にすること。シフトライトは実際に使われている現場を観察して潜在的なニーズや課題を見つけること。

普段の業務でやっているつもりでも、なぜそれをやっているかをあまり考えていませんでしたが、言葉やスライドにしてもらい、それを吸収することで理解が深まりました。

 

Day3

Quality and Attractive Quality Creation Learning from the Kano Model - Kano Modelと魅力品質理論

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狩野モデルの講演を生で聴くことができて、本当に素晴らしい体験でした。参加者との質疑応答を含めて最高のコンテンツになっていたのがRSGTならではだと思います。

 

まとめ

今年は禁酒すると決めていたので、懇親会ではソフトドリンクに徹しました。それでも問題なく楽しめたので、おそらく今後はお酒を飲まなくても生きていける気がします。

英語はちょっとくらいなら話せるつもりでしたが、普段全然使わないのにいきなり英語で話そうとしたら耳が慣れてなかったり、言葉が出てこなかったり、全然うまく話せませんでした。来年に向けて、定期的に英語で会話をする時間をつくろうと思います。

 

また来年も皆様とお会いできますように。

スクラムフェス沖縄2023ふりかえり

12/8(金)・9(土)、スクラムフェス沖縄 | Scrum Fest Okinawa 2023を開催しました!

(報告ブログを書くのをすっかり忘れてました…)

 

開催当日の様子

Togetterにまとめましたのでご覧ください。

togetter.com

 

参加者ブログの紹介

皆さんがブログを書いてくださいました。ありがとうございます!

 

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www.creationline.com

www.yamaneco.co.jp

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kkznch.hatenablog.com

www.itpreneurs.co.jp

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私の観測範囲で見かけたブログを掲載させていただきましたが、見落としがあるかもしれません。これ以外にもありましたらお知らせください。

 

ゴールは達成できたのか

第1回スクラムフェス沖縄のゴールについて考えていること - takusamarのブログ

こちらの記事に書いたスクラムフェス沖縄のゴールについて。

「多様な背景を持つ人たちが集まり、交流を深めて学びや気づきを得る」

このゴールは、県内・県外のさまざまな参加者がスクラムフェス沖縄の体験をアウトプットしてくれたという点から見ても、十分に達成できたと言えるのではないでしょうか。

 

会場変更について

コザを会場にしたことがどう影響するか心配でしたが、実際にやってみた感想は以下の通りです。

良かった点
  • 会場を提供してくれたLagoon Koza・コザスタートアップ商店街とのコミュニケーションが上手く取れていた。当日困ったことがあってもすぐに助けていただきました。ありがとうございます!
  • Lagoon Koza内のカフェ「瑠庵」のコーヒーが好評だった。
  • 懇親会・ランチでクオリティの高い食事が提供できた(コザ麦酒工房、ブエノチキン、TESIO、ソムチャイ、上間沖縄天ぷら店)
悪かった点
  • ホテルや交通手段の案内が不足していた。
  • 初コザの人にとって、週末夜のコザの雰囲気はインパクトが強すぎたかも。不安を感じないように情報提供がもっと必要

とはいえ、今回で学習したと思いますので次はもう大丈夫でしょう。

 

反省点&次回に向けて

実行委員会のふりかえりで高江洲さんから「もっと楽をしていい」という意見が出て、たしかにその通りだと思いました。

実行委員としては「来た人に楽しんで欲しい、おもてなししたい」という気持ちが自然と強くなるものですが、頑張りすぎてしまうと安定して継続するのが難しくなります。

また、自分がいろいろな実作業をやっていた部分が多かったので、もっと他人任せにすることが次の課題です。

 

というわけで次回は「日本一、実行委員が働かないスクラムフェス」を目指します!開催時期は今回と同じく12月第2週の金・土で考えていますので、皆さん予定を空けておいてください。

我々は何と戦っているのか

この記事は、"スクラムマスター Advent Calendar 2023"の13日目の記事です。

adventar.org

 

水7読書会

3〜4週ごとの水曜朝7時にオンラインで集まる読書会に参加しています。2021年から活動を始めて、もうすぐ3年になります。

最初に読んでいたのは、ワインバーグの「What Did You Say? The Art of Giving and Receiving Feedback」でした。

leanpub.com

こちらの読書会の様子はスクラムフェス仙台2022で発表しました。(参考までにスライドを貼っておきます)

speakerdeck.com

 

「フィードバック」を読み終えた後も読書会は活動を続けていて、現在は同じくワインバーグの「Agile Impressions」を読んでいます。

leanpub.com

2022年の10月から読み始めて1年強が経過し、そろそろ終盤に差し掛かってきました。ちょうど先週読んだ箇所がとても印象的だったので紹介したいと思います。

 

ウォーターフォールアジャイルの対極なのか?

Is Waterfall the Opposite of Agile?

One of the most common ways would-be Agilists behave unreasonably is by pummeling the Waterfall approach.

ウォーターフォールと比較しながらアジャイルを説明しているのを見聞きするとモヤモヤします。と言いつつ、自分自身もそういう話をしている時があって「なんか違うんじゃない?」といつも感じていました。

その疑問を解くヒントがこの章に書かれているように思ったので、以下に私の解釈を書き留めておきます。

 

私の解釈

ウォーターフォールでもアジャイルでも、多くのマネージャーはプロジェクトで発生する変化をコントロールしようとする。ルールを作ることで変化をコントロールしようとするが、しかし変化は止められない。ルールにルールを重ねた結果、「ウォーターフォール」と呼ばれるが実際には全く異なる正体不明のアプローチが生まれる。

 

これが、アジャイルの真の敵である。(つまり敵はウォーターフォールではなく、この正体不明のアプローチである)

 

この状況にあるチームの雰囲気をワインバーグは以下のような形容詞で表している。

Because the mood of my clients is mournful, gloomy, sad, unhappy, doleful, glum, melancholy, woeful, miserable, woebegone, forlorn, somber, solemn, serious, sorrowful, morose, dour, cheerless, joyless, dismal; funereal, sepulchral.

なんとも悲哀に満ちた単語ばかりである。

これをワインバーグは一言で「Lugubrious approach(陰惨なアプローチ)」と呼び、名詞化して「Lugubriousity」と名付けた。(Lugubriousityはおそらくワインバーグの造語で、英語の辞書には見当たらない)

 

我々はこの陰惨さと戦うためにアジャイルを選ぶのだ。

 

過去の経験をふりかえり

5年前、私がはじめてチームにスクラムを導入しようとしたときは「スクラムとはこういうものだ」とルールやプロセスをチームに強制していました。

takusamar.hatenablog.com

結局それは上手くいかず、チームメンバーと話し合い、さまざまな試行錯誤の結果、自分たちが一番やりやすい方法としてのカンバンに着地しました。

takusamar.hatenablog.com

このときの最初の失敗とその後の立て直しは、まさにワインバーグが本の中で書いている通りです。ルールやプロセスで支配しようとすると"Lugubriousity"になってしまう。そうならないためにはアジャイルの本質を理解し実践すること。

 

「陰惨さ」と戦うためのアジャイル

スクラムマスターはルールやプロセスで支配してはならない。

ルールやプロセスを守る・守らせるのが目的ではなく、チームが"Lugubrious"にならないようにあらゆる手を尽すのがスクラムマスターなのだ。

 

第1回スクラムフェス沖縄のゴールについて考えていること

この記事は "Regional Scrum Gathering Tokyo & Scrum Fest Advent Calendar 2023" の3日目の記事です。

adventar.org

 

来る12/8(金)・9(土)、スクラムフェス沖縄 | Scrum Fest Okinawa 2023を開催します。

 

昨年は第0回というある意味練習のような感じでしたので、今回を第1回としています。

(昨年の様子はこちら)

takusamar.hatenablog.com

 

開催直前のこのタイミングで、今回のスクラムフェス沖縄で達成したいゴールについて改めて言葉にしておきたいと思います。

 

第0回(2022)と第1回(2023)の違い

第0回は「とりあえず沖縄でワイワイしたい!」という熱い思いだけで開催しました。きっかけになったのはスクラムフェス新潟2022での品川アジャイルでのトークです。

スクフェス新潟ライブ‼ - YouTube

その後スクラムフェス仙台の後の雑談でも沖縄開催の話で盛り上がり、いろんな人に背中を押してもらい、ほぼ勢いだけで沖縄開催を決めてしまいました。この時はとにかく開催することがゴールになっていたと思います。

  • まずは開催実績をつくる
  • 実際にやってみて、次にやることを考える

というのがとてもアジャイルで良かったです。

 

第1回は前回の実績を踏まえて、変えることと変えないことを決めました。(実行委員にちゃんと共有できてなかったかも。すみません…)

 

第0回から変わらぬ思い

  • 沖縄に住んでいる人に多く参加してもらう
  • 県外から来る人に沖縄ならではの雰囲気を楽しんでもらう
  • 初参加の人がスムーズに溶け込める場をつくる
  • やれる範囲で無理なくやる
  • 実行委員が一番楽しむ

変えたこと、新しくやったこと

  • スポンサーを募集する
  • 参加費を有料にする
  • 会場を変更する
  • キャラクターを制作する

変えなかったこと

  • 開催日を12月の第2週にする。
  • 現地開催のみ。オンライン配信はしない。
  • プロボーザル募集はしない。
  • 現地ワークショップとOSTの構成にする。

やりたかったけど諦めたこと

  • ノベルティ制作(ステッカー以外の高額なものやオリジナルストラップは断念)

 

会場変更について

会場はあまりコロコロ変えない方が良いという話が第0回で出ていました。

(その時の会話がこちらのポッドキャストで聞けます)

open.spotify.com

 

参加者の土地勘、場所慣れという点では同じ会場で続けるのが良いというのは完全に同意だしGwave Spaceに不満もありませんでしたが、会場を変更したのはいくつか理由があります。

  • コザスタートアップ商店街には様々なコミュニティがあり、エンジニア、デザイナー、起業家、投資家などが集まっている。そういう場でアジャイルスクラムのイベントを開催することに価値がありそう。
  • ギークハウス沖縄で何回かアジャイルゆいまーるの勉強会を開催していて、会場関係者との繋がりや協力体制ができている。
  • 那覇や西海岸リゾートとは異なる、沖縄の歴史と文化の多様性を感じてもらいたい。

スクラムフェス沖縄の参加者、特に県外の参加者には交通手段やホテル等で多少の不便さが生じてしまうけれど、それ以上の価値ある体験ができると信じています。

(ここは私の仮説による実験なので、実際にやってみた結果のフィードバックをいただきたいところです)

 

スクラムフェス沖縄2023のゴール

というわけで、今回のゴールは

「多様な背景を持つ人たちが集まり、交流を深めて学びや気づきを得る」

です。

その舞台としてコザの街を選びました。難しいことは置いといて、とりあえずタコスでも食べに行きましょう。

 

コザの街はミックス文化、だからタコスを食べに行こう

by ヤラヤッシー

 

 

スクラムフェス仙台2023参加してきた

2023年8月25日〜26日スクラムフェス仙台2023に現地参加してきました。

www.scrumfestsendai.org

 

朝ヨガ

スクラムフェス新潟2022・2023に続いて、スクラムフェス仙台2023で3回目の朝ヨガ。

スクラムフェスっていつも朝ヨガをやるんですね〜」と言われたりもしますが、すみません。そんなことはないです。たまたま私が現地参加する時にその地域の実行委員長の好意で場所を使わせていただいているだけ。

スタッフや参加者と一緒に身体を動かして1日を元気に楽しく過ごすお手伝いができているのが嬉しくてやってます。(DiscordやMiroに「ヨガ気持ちよかった」という書き込みを見つけてニヤニヤしてます)

 

現地登壇

スクラムフェスでオンラインの登壇は経験ありましたが、現地登壇するのは初めてでした。

緊張というよりはワクワクが優っていましたが、20分セッションなのに話したいことを詰め込みすぎてかなり早口になってしまったかも。聞きづらかったらすみません。

質問もしていただいたのですが、内容を勘違いしてズレた回答をしてしまった気がする。いろんなフィードバックをもらえたので動画を見返して確認したいです。

 

speakerdeck.com

 

ギャザリング

スクラムフェスの一番の目的はギャザリングです。

今回の個人的なテーマは「まだ話したことのない人と話す」でした。スクラムフェス参加歴が増えると知り合いも多くなり、つい顔見知りの人と一緒にいるのが楽になりがち。コンフォートゾーンを一歩踏み越えてラーニングゾーンに身を置いてみる。

 

キーノートのこの図がまさにそれ。新さんにはいつも背中を押してもらっています。

 

Day1のネットワーキング、Day2のOST、終了後の飲み会。多くの人と話す機会がありましたが、なるべくはじめましての人と交流するようにしていました。とても新鮮で楽しかったです。仙台まで遠征した甲斐がありました。

 

とても素敵なギャザリングの時間を満喫しました。スクラムフェス仙台実行委員の皆様、ありがとうございました!

【開催報告】スクフェス大阪2023 沖縄トラック

6月30日(金)〜7月1日(土)スクラムフェス大阪 | Scrum Fest Osaka 2023が開催されました。今年は沖縄勢も運営に関わりたい!ということで地域トラックを1つ持たせていただきました。

実際に沖縄トラックを運営してみて、自分は前に立って登壇するよりもこうやって裏方役として動いてる方が好きだなというのを改めて理解しました。

 

Day1

Day1はメイントラックでのキーノートだったので、地域トラックとしてやることは明日の予告をするくらいでしたが、せっかくなので沖縄のみんなで集まって同時視聴会をやることにしました。

connpass.com

平日の16:30〜ということで普通の会社員にはちょっと参加しづらい時間帯だったかもしれませんが、それでも来てくれた人がいたことに感謝です。キーノートのおーたさんの話は動画では聞けなそうなことが多々あったので、リアルタイムで視聴することができて本当にラッキーでした。

キーノート後にわいわい感想をシェアし合えたのがとても良かったです。個別にオンライン参加するのとはまた違う良い体験ができました。

 

Day2

Day2は沖縄トラックとしてZoomミーティングを1つ立てて、4名の方にオンライン登壇していただきました。

Jean-Baptiste Vasseur - Fun Done Learnの原点に立ち返る・・チームが本質的にアジャイルであり続けるには何が大事か

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Keisuke Suwa - 真に「透明性を高める」とは? 〜可視化された情報が理解されるまでの取り組みと、チームの状態の変化〜

confengine.com

Yusuke Sakai - 転職したので社内にアジャイルコミュニティを作ったら、思いの外楽しくなってきた〜!!

confengine.com

keiichiro kawano - 日々の活動の中でマインドフルネス(雑念を脇に置く、イマココ)を意識して、ムダを省き、本質に集中する

confengine.com

 

沖縄トラックの運営にあたっては以下を心がけてました。

  • 開始前に画面共有のテストをする時間を用意する
  • 自然にセッション開始できるよう、登壇者と会話する
  • 時間にこだわりすぎず、流れに任せて質問タイムをとる

司会進行役のいがさんも私の意図を汲み取ってくれたのか、落ち着いた感じで和やかに進めてくれました。もう何年も一緒に沖縄のアジャイル開発コミュニティをやっているので、そのあたりは100%安心して任せることができています。いつもありがとうございます。

 

スクラムフェス地域主催者パネルディスカッション

そして私自身は大阪トラックのこちらに飛び入り参加しました。事前打ち合わせなしでぶっつけ本番でワイワイ話すというもの。各地域のスクラムフェス主催者の想いを聞くことができてとても刺激を受けました。

confengine.com

 

Special Thanks

沖縄トラック用のZoom背景が欲しい!となって当日あわてて作ってた時にFigmaでモブデザインをしてくれた同僚のデザイナー陣に感謝します!

おかげさまで、他トラックから羨ましがられるくらいにとっても素敵なZoom背景ができました!

 

 

【開催報告】アジャイルゆいまーる「アジャイルなテストと品質について語りあう会」

6月3日(土)、ギークハウス沖縄をお借りしてアジャイルゆいまーるの勉強会を開催しました。

 

今回は「アジャイルなテストと品質について語りあう会」と題して、先月開催されたスクフェス新潟2023の動画視聴&感想の共有をしました。

agile-yuimar.connpass.com

 

スクラムフェス新潟2023の復習

Scrum Fest Niigata 2023 - Reaching the “Big Picture” In Testing and Quality / テストと品質における「全体像(ビッグピクチャー)」への到達 | ConfEngine - Conference Platform

菩薩さんのグラレコを眺めながら、ダニエルがこんな話をしていたよ〜という報告。ほんとは90分の動画を全部見た方が良いとは思いつつ、ポイントだけの紹介になりました。後日動画が全体公開されたらみんなにもう一度見てほしい。

 

Scrum Fest Niigata 2023 - オレオレになりがちなテスト計画を見直した話 | ConfEngine - Conference Platform

普段あまり意識できていないテスト計画の話。

参加者からは「ソフトウェアテストの国際規格があるんだ」「リスクベースドテストをやるには誰にどんな価値があるかを考えないといけない。これってBig Pictureだ」「テスト技法をn次元という捉え方で整理するのわかりやすい」などの感想が出ました。

 

Scrum Fest Niigata 2023 - 不確実性に打ち勝つOKR戦略 | ConfEngine - Conference Platform

OKRを立ててはいるもののの、なかなか上手く運用できていないと感じている私たち。具体的な事例を通して、どのようにKRをアップデートするのかとても参考になりました。

参加者からは「会社→部門→チーム→個人とOKRがちゃんと繋がっている方が良い」「けどOKRを導入するときはボトムアップでやる方が良い。いきなり全社でというのは大変」「OKRは個人やチームの成長のために設定する。人事評価(給与など)に使ってしまうと本来の目的からずれてしまう」などの意見も出て非常に盛り上がりました。

 

スクラムフェス新潟は素晴らしいセッション揃いだったので、まだまだ見たいものがたくさんありましたが時間の都合上これだけになりました。また続きをやりたいです。

 

ボードゲーム会「プロジェクトテーマパーク」

現在は在庫切れで入手困難な「プロジェクトテーマパーク」をワイワイ楽しみました。

  • マネージャーは自分のやる気をメンバーに配り、やる気補充のために有給を取る
  • 新人は赤サイコロ(0〜5)を使い、あえて少ない数字を狙いにいく
  • 顧客の信頼を消費してでも青サイコロ(2〜7)を振り直して難易度の高い建築物に挑戦する

といった感じでチーム全員で戦略を練り協力しながらゲームを進めました。

ステークホルダーの「このままだと納期に間に合わなくない?」という妨害を聞き流して、落ち着いて1つずつ建築物を完了していく様子は見ていて安心感がありました。

終結果は、1ヶ月オーバーしたけど全ての建築物を完了させて完全勝利でした!

 

ボードゲーム(特に協力プレイのゲーム)をやるとコミュニケーションの練習になり、チームの一体感を高めることができるのでおすすめです!

他にもいろんなボードゲームをやりたいですね。またの開催をお楽しみに〜